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マンボウの話



どうも海老澤です。 最近さ、みんな海行った写真や花火行った写真やキャンプした写真ばっかりSNSに上げるもんだから、お盆休みすら無かったサービス業やプログラマーの多忙なみんなは厳しい残暑とリア充見せびらかされてイライラして来てると思うから、そんなみんなの為にちょっと涼しげな【マンボウの話】をするから聞いてくれよ。 みんなのマンボウの知識って ・大きい ・ストレスに弱い ・卵いっぱい生む とかそれくらいだろ。 その三つすら知らない人も多いだろ。 今後マンボウにあった時に知っとかないとヤバい事も多いから今回は基本的な事だけ教えるわ。

ギョギョギョ!

その1

【泳ぎが超苦手】



俺も泳ぎは苦手なんだけど、えら呼吸さえ出来れば多分俺の方が泳ぎうまいもん。


どれくらい苦手かというと。



水槽で飼う時はうまくターンが出来なくてガラスや壁にドンドンぶつかって死んじゃうんだ。



だからカーテンや網でふつから無いようにしてあげないと行けないんだ。



海では岩を回避出来なくてぶつかって死んでしまう事もあるんだ。



もちろん泳ぐ速度も超遅い


バショウカジキ 時速100km(海最速)

マグロ 時速80km

カツオ 時速60km

トビウオ 時速50km


マンボウ 時速2km 比べる相手を間違えたようだけど、同じ海の生き物としてこれは今後の課題だ。

ギョギョギョ!!

その二 【大きいのにちょっとした事で死んじゃう】



非常にデリケートな生き物だからココをみんなに一番分かってほしい。 どれくらいデリケートかというと


・体についた寄生虫を落とそうと水面に飛び出し、体を水面にぶつけた衝撃で死亡。


・同じく水面に浮かんで太陽を浴びていると、まぶしすぎて死亡


・向こうから泳いで来たウミガメとぶつかるかもしれないと予測したストレスで死亡。


・深い所まで潜りすぎて凍死。


・水中の泡が目に入ったストレスで死亡


・仲の良かった友達が死んでしまったショックで死亡。

とってもデリケートでしょ。 ウロコもついてなくて手で触ると跡がついちゃうから見かけた時はそっとしておいてな。

ギョギョギョ!!!

その3

【卵の数が超多い】

みんないくつくらいだと思う。 100個? 1,000個? 答えは

3億個。


ヤバいよな、一回の産卵で3億個も卵生むんだよ。

ドリームジャンボ並。



だけどみんなデリケートな上に親も一切育てないから成魚になれるのは数匹なんだ。




今でこそ珍しい魚だけど、親が子育てを覚えちまったら海中マンボウだらけになっちゃうからこの話しはマンボウには絶対秘密な。



ギョギョ!!


だんだんマンボウの事好きになて来ただろ。



みんなも大好きなマンボウだけど、海のみんなもマンボウの事大好きなんだよ。



あの凶暴なシャチやサメだって、マンボウさんが泳いでる時はちゃんと道を空けるんだ、まじで。


その理由は未だ明かされてないんだけど、俺は思う。


結局世の中助け合いなんだよな。


マンボウもシャチやサメに感謝してるよきっと。


マンボウ語で【道空けてくれて、ありがとう】って伝えてんだろな。 【マンボボボボボマ、マンボボー】 みたいな感じで。 だからさ、みんなも 運転してる時、まち歩いてる時、電車乗る時、、、



様々なシーンでイラッとしてしまう時があると思うけどそんな時はイラッとしてしまった相手をマンボウだと思ってくれよ。


そうすりゃ自然と争いも減るだろ。


そんで、相手が本当のマンボウだったときは。

軽く会釈でもして、そっとしておいてやってくれ。

【子育てした方がいいよ】なんてアドバイスは絶対禁止な。



そこんとこだけ約束な。

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